年齢だけが原因じゃない、抜け毛がひどい女性に見られる原因

別記事「7割以上の女性が薄毛を気にしている! 薄毛の原因と対策」ではホルモンバランスの乱れを前提とした女性の薄毛対策を執筆しており、加齢によって抜け毛がひどい場合の対策と言えます

しかし、一概にホルモンバランスの乱れだけを原因として捉えることはできません。

Yahoo!知恵袋でこんな質問を発見いたしました。(https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1183979741「27歳ですが、抜け毛の本数が多くて悩んでいます。」この質問者さんは女性とのことですが、20代で抜け毛が気になる場合はホルモンバランスの乱れよりも深刻な原因が見つかるかもしれません。

 

1.年齢で分かる! あなたの薄毛の原因はどこにある?

たとえば、10代で抜け毛がひどい人と30代で抜け毛がひどい人とでは、抜け毛の原因は大きく変わります。

場合によっては女性ならではの原因も見つかるかもしれません。

3つの項目に分けて、年代別で原因を考察してみました。

10代のストレスは深刻な抜け毛を誘発する

学校のような閉鎖的空間では逃げ場の無いストレスを抱えてしまうこともあるでしょう。

たとえばイジメ、家庭問題などが原因で精神疾患にかかる子供の脱毛症は一説に有名です。

別記事【「ストレスで抜け毛が増える」は本当? 薄毛の原因と対策】ではストレスチェックの仕方やオススメのストレス発散方法について執筆しております。

ぜひ参考にしてみてください。

また、思春期の女児特有の「スラッとした細い体形になりたい」という願望は過度なダイエットを引き起こし、生理不順、無月経になったりすることもあります。

こういったことも女性ホルモンの減少に繋がり、抜け毛を誘発します。

別記事【太くて質の良い髪で薄毛予防! サプリ選びで気をつけること】では抜け毛を抑えるために摂るべき栄養をまとめております。

大豆に含まれるイソフラボンはホルモンバランスを整える有用性が高いため、ひどい抜け毛に悩む女性に欠かせない栄養素とも断言できるでしょう。

20代特有の生活環境の変化は意外とストレス?

学生から社会人へ生活が変わると、それだけで大きなストレスになりやすくなります。

たとえば「住まいが変わる」「生活リズムが変わる」「人付き合いが変わる」など、環境が大きく変化する人ほど五月病のような精神疾患にかかりやすくなり、抜け毛の原因となっているかもしれません。

環境が新しく変わるのであれば「体を動かす習慣を始める」「本を読む習慣を始める」など、新しいことを始めてみるのはいかがでしょうか? 

新しい習慣は「ワクワク」するようなプラスの気持ちを高め、不安や緊張によるストレスを軽減します。

20代の女性であればヨガがオススメです。

ストレスの発散、血流促進によるホルモンバランスの改善と頭皮への栄養供給の改善など、ヨガは抜け毛の改善策として大きな効果が期待できます。

30代から女性ホルモンは減り続ける

別記事【7割以上の女性が薄毛を気にしている! 薄毛の原因と対策】でも記述しているように、女性らしい体をつくるエストロゲンという「女性ホルモン」は30歳半ばから減少し始めます。

女性ホルモンが減少し、男性ホルモンが優位に立つとFAGA(女性型脱毛症)を発症します。

肌に関わる「エイジングケア」でも女性ホルモンの重要性を説くほどに、年齢を重ねるごとに女性ホルモンの重要性は高まると言えます。

抜け毛の原因はストレスと遺伝!? 10代から出来る抜け毛対策!!

 

2.女性の抜け毛対策に治療薬は禁物!

冒頭ではYahoo!知恵袋の質問を取り上げました。

この質問に対して「髪を洗う前にブラッシングをする」「漢方の成分が配合されているシャンプーを使う」など、様々な回答を見ることができます。

しかし、本当に効果がある物や方法は限られています。

中には「プロペシアとミノキシジルで薄毛が改善される」と言った回答もあります。

結論から言えば、女性の抜け毛に外服用薬は絶対に厳禁です。

その理由を別記事「AGA薬の危ない効果、厚生労働省も注意喚起する副作用とは」で解説しております。

合わせてご参考ください。

 

3.女性のヘアケアは髪だけでなく地肌も忘れず!

では、実際に抜け毛がひどい女性が選択すべき改善策はなんでしょうか?

いくら女性ホルモンを多くし、髪に良い成分や栄養を摂取していても、頭皮に問題があれば効果は現れにくくなります。

たとえば、女性に多い「冷え性」は手足の末端と同じように頭皮の血管も収縮されているため、栄養が末端まで行きわたりづらくなります。

頭皮のマッサージ、汗をかく習慣、冷え性の改善など、まずは「髪を生やす土台づくり」から始めてみてはいかがでしょうか?

 

まとめ

「抜け毛がひどい」と言っても、一口に抜け毛の原因にはバラつきがあります。

原因の傾向は年齢で左右されることが多く「あの人が上手くいったから私も上手くいくかも」と試しても効果が無いことも珍しくありません。

もしも毛髪に関する知識が無ければ、クリニックや病院で相談してみることをオススメします。

別記事「薄毛の悩みは病院とクリニックどちらで診断してもらうべき?」では頭髪の悩みの種類に合わせた専門機関の選び方について解説しております。

「皮膚科と美容外科は何が違うの?」と疑問に思われたら、ぜひ参考にしてみてください。

(参考文献)

板見 智・著 専門医が語る 毛髪科学最前線

山崎 昌廣ら・著 人間の許容限界辞典

西田 美和・著 ストレスが体に及ぼす影響(神戸大学医学部神緑会学術誌より)

止まらない抜け毛に対策を!正しいシャンプー方法で豊かな髪へ